そむたむログ

勉強記録や日々の気づきをログに残していきます

データベーススペシャリスト合格体験記

試験から半年以上経っていますがデータベーススペシャリストの合格体験記をまとめておきます。
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得点はもう開示期間が終わっていたため記憶の中の感想を書いていますが、午後試験の得点はだいたい合っていると思います。
見ての通りギリギリでした。
午前Ⅱ 80点くらい
午後Ⅰ 71点
午後Ⅱ 61点
ですのでギリギリ合格した人はこんなもんかという姿勢でみていただけると幸いです。

使用した参考書はこの本の2017年度版です。

情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2018年版

情報処理教科書 データベーススペシャリスト 2018年版

他の参考書との比較はしていませんが、過去問が解説付きで15年分ダウンロード可能という点が素晴らしいと思いますし、各項目の説明の部分の十分かと思います!

私のDB使用経験

PostgreSQLに多少触ったことがある程度
テーブル設計や性能チューニングなどの経験はなし
SQLも書いたことはあるがググりながら書く程度であまり得意ではない
(抽象的でごめんなさい)

合格までの道のり

昨年の春に応用情報技術者を取得していたため午前Ⅰは免除でした。

2017年1月 勉強をスタート

参考書の全ページをざっと2回ほど読んで試験範囲と必要な知識を確認しました。
応用情報技術者のDBの部分をなんとなく雰囲気で乗り切ってしまったので正規化とかもいまいちわからないことを実感
この時点では合格との距離の遠さに絶望
範囲を把握するには良かったですが、問題を解かないと内容を理解するところまではいけませんでした。

2017年2月

午前Ⅱについて、過去問を解く→解説を見る→選択肢について参考書で確認を繰り返しました。
最初はわからない問題だらけで辛かったですが、似た問題が使い回されることもあり3年分くらい解いたところで合格ラインの6割は超えるくらいの正解がだせるようになりました。

2017年3月〜試験まで

仕事が忙しくなったこともあり、半月ほど全く手をつけられず・・
試験1ヶ月前から本格的に午後試験対策をしました。

そこで大胆に勉強する範囲を絞ることにしました。

午後Ⅰについては過去問を3年分ほど解きました。
午後Ⅱ対策をやっていれば午後Ⅰも問題ないかと思い、特に試験時間とかは意識せず、一問一問解いて→答えを見るというサイクルでやっていました。
後述しますが本番を意識しなかったことで当日痛い目を見ました‥

午後Ⅱについては対策の時間があまりとれなかったこともあり筆者を信じて
筆者が出る確率の高いといっている部分のみやりました。
解いてみる→解説をよんで解答の根拠を青字で大きく書くを繰り返しました。
最初のうちは画面を見ながら頑張っていましたが、問題に書き込めないことが辛すぎてコンビニで印刷しました。

午前Ⅱは大問2問のうち1問選ぶ形式でほとんどの年で論理データベース設計の問題が出ています。
そこで物理データベース設計の問題の対策は諦め、筆者の選んだオーソドックスな問題のみ3年分程度を解き、他の年の問題は解説のみ眺めていました。

当日

午前Ⅱについては6割くらいは自信を持って答えられたので、安心して終えました。(ギリギリですが苦笑)
問題は午後Ⅰでした。対策中は特に時間を意識していませんでしたが、だいたい試験時間の半分くらいの時間で解けていたので問題ないと考えていました。
しかし、当日問1を解き終え、時間はすでに半分以上経っておりかなり焦りました。その中でもう1問を問2に決めて解き始めたところ焦りからか問題文を読み飛ばしてしまったのかどうしても問題が頭に入ってこなくなってしまいました。
二進も三進もいかなくなってしまい急遽問題を変更し解き始めましたが3分の2程度しか答えを埋めることができませんでした。
時間をかけてしまった問1も大して自信がなかったので、もうダメかと思い正直帰ろうかと思っていました。
しかしせっかく午後Ⅱの勉強をしていたのにもったいないかなと思い、「お絵かきするか」くらいのテンションで臨みました。

いざ結果が返ってくると午後Ⅰが7割程度取れていたので、採点もよく分からないなという感じでした。
合格していたから良かったものの、不合格だったら午後Ⅱの試験に臨む姿勢を後悔しただろうなと思います。

合格後の感想

どの資格区分でも同じだとは思いますが、資格をとっただけで何かができるようになるわけではないなぁという感想です。
本当に身につけるためには机上で勉強するだけでなく手を動かして、問題が発生して、解決するっていうサイクルが必要なんだなぁと思う今日この頃