そむたむログ

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TOEIC900点を超えたので今の実力とこれまでの英語学習をまとめます

ついに2月のTOEIC IPテストで925点を獲得し、念願の900点超えを達成しました!
2017年に受けた前回の試験もIPテストだったこともあり旧方式でしたので今回は初めての新方式でした。
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思えば最初は700点以下だったのでコツコツと英語学習を続けてきた結果が可視化されたようでとてもうれしいです!
参考までにこれまでの得点の履歴です。
685点(2014)→850点(2017)→925点(2020)

前回850点をとった際の記事はこちらです。
somtam.hatenablog.jp

TOEIC900点の実力とは

TOEIC900点以上だとどれくらいの英語力があるのか、自分の感覚をお伝えしたいと思います。
685点だった頃は900点以上になれば英語ペラペラと言えるようになるのかと思っていましたが、それは全くの誤解でした。
TOEICのL&Rテストはスピーキング能力のテストではないですし、例えばある英単語を「読んでor聞いて理解できる」と「スムーズに口から出てくる」というのは異なる能力だなと感じています。
とはいえ点数の上昇に伴って英語力が上達したなと感じるのも事実で、特に上がったと思うのがリスニング能力です。
定性的な表現とはなってしまいますが、Wikipediaの「TOEIC」の説明文書をもとに各レベルで自分が聞き取れた範囲のイメージを示します。(本当は公式問題集の文章とかを使いたかったのですがちょっと権利関係不安なので…)
聞き取れる範囲についてはあくまでも記憶を頼りにした想像の域を出ないのでご参考までに!

685点の時

ほぼはっきり聞こえた単語を拾っている状態でまとまった文章で聞き取れるのは冒頭のThere are~や最後のBoth~くらいだと思います。

There are different forms of the exam: The TOEIC Listening & Reading Test consists of two equally graded tests of comprehension assessment activities totaling a possible 990 score; There are also the TOEIC Speaking and Writing Tests. The TOEIC speaking test is composed of tasks that assess pronunciation, intonation and stress, vocabulary, grammar, cohesion, relevance of content and completeness of content. The TOEIC Writing test is composed of tasks that assess grammar, relevance of sentences to the pictures, quality and variety of sentences, vocabulary, organization, and whether the opinion is supported with reason and/or examples. Both assessments use a score scale of 0 - 200.

925点の時(今)

試しにGoogle翻訳の自動音声を聞いてみたところだいたい聞き取れました。ちなみにGoogle翻訳の音声はTOEICティー・オー・イー・アイ・スィーと読み上げていましたがまあまあ流暢に話してくれていたと思います。
冒頭のTheが抜けなく聞こえたり、ofやthatを使った付加的な説明も聞き取れるようになったのが成長だなと感じています。
聞き取れなかったのは1回目のis composed of~(なんだっけと考えていたら過ぎていってしまいました)とcohesion(知らない単語でした)でした。

There are different forms of the exam: The TOEIC Listening & Reading Test consists of two equally graded tests of comprehension assessment activities totaling a possible 990 score; There are also the TOEIC Speaking and Writing Tests. The TOEIC speaking test is composed of tasks that assess pronunciation, intonation and stress, vocabulary, grammar, cohesion, relevance of content and completeness of content. The TOEIC Writing test is composed of tasks that assess grammar, relevance of sentences to the pictures, quality and variety of sentences, vocabulary, organization, and whether the opinion is supported with reason and/or examples. Both assessments use a score scale of 0 - 200.

あとは英文を読むスピードが上がったなと感じています。685点の頃はリーディングパートで最後の20問ぐらいを塗り絵していましたが今回のテストでは駆け足にはなってしまったものの最後の設問まで時切ることができました。

900点超えに至るまでの勉強法

ディクテーション

900点超え圧倒的に効果があったのはディクテーションです。
これは前回850点を獲得した際のリスニングパートの勉強法の引用です。この時は音読に力をいれていました。

Part3,4
音源を2回聞く
スクリプトを見る
正解をスマホの写真で撮っておき通勤時間中にやってました。

聞きづらい表現or即座に意味が理解できない部分にアンダーラインを引く
シャドーイングする
スムーズに発音できない部分にアンダーラインを引く
アンダーラインを引いた箇所を意識しながらシャドーイングを100回音読を繰り返す

この時気づいたのですがTOEICのリスニングの英文はかなり易しいということです。
当時の自分でも普通にスクリプトと問題を読めばほぼ間違えないレベルでした。
中学レベルの文法ですら正確に全体を聞き取れていない。ちょっとショックでしたがそれが現実でした。
音読も良いトレーニングになっていたのですが、色々調べた結果ディクテーションが良さそうということで早速ディクテーションができるアプリを探し始めました。
ディクテーションは最低限英語音源と紙と鉛筆さえあればできるのですが、下記の理由からアプリを探していました。

  • ちょうど良いレベルの英文を探すのが難しい
  • 鉛筆で書くと書くスピードが遅くて多くの教材をこなせない

TEDをディクテーションできるアプリなどもあったのですが、なかなか英文のレベルが高かったり、スピーカーによって癖があったりして思うようにいきませんでした。
それでこの時始めたのがスタディサプリ ENGLISHです。
eigosapuri.jp
これが自分の中でヒットでした。

  • リスニング・ディクテーション・瞬間英作文など英語の実用能力を上げるに適した教材
  • 電車の中でもサクサクできる分量(3min~)

私は旧日常英会話コースだったので1,078円(税込)で受講できていますが、今は受講できる範囲が広がって値上がりしているようですね。
月約2,000円はきついので現在のコースを解約できないのがつらいところです。(解約してしまうと旧日常英会話コースには戻れない)

私は今、Lv6を進めているところです。スタディサプリ ENGLISHはストーリーの面白さもウリにしているようですがそこは私的にはあんまりです。同じ話をずっとひっぱり続けていたりして退屈なパートもありました。そこはヒットせず。

どこかのブログの方が「3ヶ月続けていればある時突然英語が聞き取れるようになる感覚が味わえる」と書かれていたのですが本当にその通りで、
久しぶりに大好きなTHE BIG BANG THEORYを見ていたときに「あれ、、いつもより全然聞き取れる」となりました。
the-big-bang-theory.com

トータルで半年くらい続けたのでこれでだいぶリスニングの基礎力、さらにリーディングのスピードも上がったと思います。

オンライン英会話

ネイティブキャンプを細切れながら2年近く続けていく中で英語慣れしていったのも大きかったなと思います。
リスニングスキルアップの点ではカランメソッドの効果が大きかったです。が、やっぱりちょっと退屈なのでずっと続ける気にはならないのがデメリットですね。
nativecamp.net

Hulu & Netflixの英語コンテンツ

勉強というよりは余暇として見ていました。
ディクテーションしてある程度聞き取れる手応えを感じてからは勉強する意欲がある時だけ字幕なしで1回見る→字幕をつけて内容確認のサイクルで見るようにしていました。TOEICのリスニングのスピードよりもだいぶ速いのでスピードに慣れる訓練にはなったかなと思います。
正直685点時代ははっきり発音される単語しか聞き取れていなかったので英語で聞いててもほぼ聞こえてないですし、まあ動画見ているだけである程度ストーリーわかって楽しいのでそれはそれで良いのですが英語学習としては意味なかったなあと回想しています。
Netflixは日本のアニメの吹き替えを英語でやってくれているのでおすすめです!

直前の追い込み

新形式が初めてだったこともあり、2週間前と1週間前に過去問を1回ずつ解きました。
人からもらった関係で問題集1を使いましたが、特に何もなければ最新が良いのではないかと思います。

余談ですが1問目がすごく簡単でほぼ全問正解で調子乗っていたのですが、2問目でそうでもないとわかりました。
今はネットで難易度とか解説してくれる人もいるので便利ですね。

今回も語彙が足りないと感じていたので公式問題集から知らない単語を抜粋して覚えていました。
文法は時間がなかったので対策は特にしませんでした。(文法の得点が一番低かったので無対策が原因ぽいです)

まとめ

振り返ってみて英語力をアップさせたのは音読(シャドーイングカランメソッドディクテーションでした。
世の中に楽しさをウリにするコンテンツはたくさんありますが結局自分にはコツコツやるのが合っていたようです。
もちろんオンライン英会話での外国人講師との交流やアメリカドラマの鑑賞など楽しい側面があったからこそ、地道な勉強も頑張れたと思っています。

今後

目標の900点を超えられたのでTOEICの勉強は一段落です。
次はスピーキング能力をアップさせて仕事で英語が使えるレベルにするのとOSSチュートリアルを不自由なく読めるリーディング能力を手に入れたいです。