【2020】AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験合格体験記
2020年12月末に無事AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトに合格しました。
年末期限のバウチャーを持っていたため非常にギリギリのタイミングでの受験でした。
今回は準備時間1ヶ月程度(かけた時間は10時間程度)かつ自宅受験という省エネ合格ができて良かったです。とはいえ、業務で使えるレベルの知見を身に着けるためには全然時間が足りませんでした。
今回も合格までにした具体的な勉強内容を紹介します。
※執筆時点では採点情報未受領です。
※本記事は2020年12月時点の情報となりますのでご注意ください
受験前の筆者の状況
- AWSの経験自体は5年程度、ただしインフラ担当者は別にいたためインフラ設計経験はほぼなし
- 利用したことのある主なサービスはS3, Redshift, EC2
- ネットワークやセキュリティの知識・経験は弱め
経験からしてもあまり自分のキャリアど真ん中な資格ではないのですが、いろいろあって会社からから受験期間を与えてもらえたので挑戦してみました。
筆者の勉強方針
最初に先人の知恵を借りるべく「AWSソリューションアーキテクトアソシエイト 合格体験記」でググりました。
一番参考にしたのはこちらのQiitaです。
qiita.com
今回合格しても直接的に次のチャンスにつながるわけではないので資格の合格というよりはAWSの基礎知識を身に付けたいなと思いハンズオンを中心に進めることとしました。
結果から言うとだんだん時間がなくなってきて最終的には試験に出そうな知識をまとめて暗記に走りました…
勉強したこと
これだけでOK! AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験版)
www.udemy.com
EC2, VPC, S3といった基本的なサービスからサーバレス, 環境構築自動化というところまで教材が提供されており業務経験がない分野の知識を補うのに大変役立ちました。準備時間10時間程度というところからお察しだとは思うのですが、まともにハンズオンしたのはIAM, EC2, VPCくらいで残りはPDFを読んだり, 動画を流し見した程度です。うっかりリソース削除し忘れてAWSからアラートメールが来た時には肝が冷えました。
アカウント作成のところから教えてくれるので初心者にも優しいと思うのでおすすめです。
試験直前に模試も3回分ついており模試を解き切って何度か復習したことで合格に近づけました。
Qiitaのサイトにもあるようにしょっちゅうセールをやっているようでお安く買えたので良かったです。(AWSの基礎知識を身に付けたい欲はもともとあったのでUdemyは2020年8月ごろ購入してそのまま放置されていました…)
『徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ』
いわゆる黒本ですね。様々な出題のおさえるべき分野を俯瞰して見ることができたり、書籍ということで空き時間にサッとめくれた点は良かったです。
ただ個人的な感想ですが試験内容に比べて内容が少ない気がするのでこれだけで受かるのかはちょっとわからないなと思いました。
こちらも模試付きのようですが解いてはいません。
Black Belt
Black BeltはAmazonが提供しているオンラインセミナーです。
リンクを貼ったClassmethodさんのブログにもあるようにもっとちゃんと目を通しておけば良かったと思うコンテンツです。
試験の直前にVPCのコンテンツを見ましたが最も網羅的にかつAWSが大事だと考えているポイントが効率的に学べるように思いました。実際直前に見た知識が試験でも出題されました。
dev.classmethod.jp
短い時間ではありますが勉強していく中でなんとなくEBSボリュームの種類, S3のクラスとそれぞれの活用法, オンプレからAWSへの移行に関する知識あたりが頻出で試験勉強する上では一気に暗記しておくと効率的なのかなと感じました。
勉強時間
2020年 11月以前 3H
Udemyのハンズオンを細切れでやっていました
2020年 11月 1.4H
11月末に急遽年内に試験を受けることになり慌てて準備開始。
黒本を購入して隙間時間にながめていたりしました。
2020年 12月 6.3H
Udemyの動画を見たり、模試を解いたりしていました。
試験時間は140分ですが、模試はわからない問題はガンガン飛ばして40分程度でサクサク解いていました。
試験当日
今回はピアソンVUEを利用して自宅受験しました。チャットが固まったり、試験問題へのコメント機能が使えなかったりもしましたが全体通しては問題なく受けることができました。
デスク周りを事前に片付けておくとスムーズかと思います。
実際の試験問題については詳細はコメントしませんが、同じ答えになる問題が複数問出たのでそれは謎でした。
Udemyの模試にないような問題もありましたが、BlackBeltを読んでおけばおそらく大丈夫なんだろうなという所感です。あとはやっぱり実務経験が大切で実務で経験のある問題については自信を持って回答できました。
最後に
合格はできたものの実業務で自信を持って設計できるかというと?です。
試験はある問題が間違っていても合計点が基準に達していれば合格ですが、実業務で誤った設定をしてしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。そこで自信を持って設計できると言い切れるレベルには全然達していないなという感想です。