そむたむログ

勉強記録や日々の気づきをログに残していきます

2021年「やりたいことリスト100」のススメ

あけましておめでとうございます!
2021年最初ということでこれまでと趣向を変えた記事を書いてみたいと思います。

新年というと目標や豊富を考えたりすることもあるのかなと思いますが、今回は「やりたいことリスト100」の作成を通じて2021年の過ごし方について考えてみようといったお話です。
これまでと違った1年を過ごしたいという方にもおすすめです!

このような記事では実際に自分が作成した100のリストを公開することも多いですが、私のリストは仕事の話も多いので載せていません。(ごめんなさい)
問題ないものについては記事中に具体例として出していきます!

やりたいことリスト100とは

ロバート・ハリス著の『人生の100のリスト』をもとにしています。
この本を読んだことはないのですが、こちらは「人生」とついていることからもわかるように一生かけてやりたいことを書き出していくようなリストで別名「バケットリスト」とも呼ばれています。

人生の100のリスト (講談社+α文庫)

人生の100のリスト (講談社+α文庫)

今回ご紹介するのは年のはじめに100個目標を立てて定期的に振り返って達成度合いを確認し、年末に振り返るというものです。
1年限定なので「人生の100のリスト」と比べるとより具体的な手軽なものが多くなります。

作り方はいたって簡単で1年間でやりたいと思うことを100個書き連ねていくのみです。
趣味でも仕事のことでも家事のことでも「やりたい」と感じていることであればなんでも良いと思います。

検索すると手帳でやっている方が多いようなのですが、私はスプレッドシートで書くのをおすすめします。シートを加えるだけで年ごとの比較ができますし、何よりデジタルだと順番の入れ込みや追加・削除が簡単ですしね。

私はGoogleスプレッドシートのTODOテンプレートを利用して作っています。
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やりたいことリスト100を作成するメリット

私は2019年から○○年にやりたいことリスト100をつくり始め2021年で目標を立てるのも3回目になります。
なぜ続けているかというとリストを作って達成していくプロセスが楽しいからです。

達成感を生み出せる

これが一番大きいです。自分がつくったリストを消し込むという作業をするだけで何か成し遂げた感じを味わうことができます。
あとは取組みがログとして残るので思い出としても残りやすいです。

新しいことにチャレンジするきっかけになる

書いてみるとわかるのですが100個というなかなかの量なので中には捻り出したものもでてきます。
ただ意外と捻り出して書いたものもやってみると良い経験になったりします。

ちなみに私は「LINEスタンプを販売する」という目標を立て年末ぎりぎり12/28にすべりこみで販売までこぎつけました。

自分の変化に気づくことができる

これは毎年作成することで気付いたのですが毎年作っていくと自分の中でめざしている目標が変わっていることに気付きます。
2019年の目標をつくる時点では数学の勉強や統計検定に関する目標が多かったのですが、今ではマネジメント方面の目標が増えていました。

作成のポイント3つ

100個目標を立てようとしてもだいたい30個ぐらいで詰まります(自分の場合)
これまで3回目「やりたいことリスト100」を作った中でスムーズに100生み出すコツを発見したのでご紹介します。

1. やりたいことの大きなジャンルを考えてジャンルごとに目標を考える

漠然と目標を考えても浮かびづらい時はある程度的をしぼると考えやすくなります。
私の場合は「仕事・勉強」「生活(家事など)」「趣味」の3ジャンルに分けて考えています。

2. 「やってみる系」「継続系」「達成系」の3つにカテゴリを分けてバランスをとる

新年はやる気が高まっているのでついつい欲張った目標を立ててしまいがちですが、見返した時に達成できない目標ばかりが残っているとやる気が下がってしまいます。
そこでおすすめしたいのが達成の難易度が高いものと低いものを織り交ぜることです。

やってみる系・・・「○○を見に行く」「○○を作ってみる」など行動を起こせば達成できるもの
継続系・・・「1ヶ月間〇〇を継続する」などある一定期間の継続を必要とするもの
達成系・・・「〇〇kg痩せる」「資格合格」など行動しただけでは必ずしも達成できるとは限らないもの


この3つでは下に行くほど難易度があがります。「やってみる系」を増やしてサクサクリストを消化できるようにするのが楽しく実践するコツです。

3. どうしても困ったら「水増し」もあり

100個はキツイという時私は1つの目標から複数の目標を「水増し」しています。
例1:数のバリエーションを増やす
ブログ10記事投稿→15記事、20記事バージョンもつくる
例2:月ごとに分割
新しいお店を10店舗以上開拓する→1~3月の間に新しいレストランを3店舗以上開拓する、4~6月の間に・・・

ここまでして100にこだわらなくてもいいのかもしれないですがやはりキリがいい数字だとやる気が増すような気がしています。

さいごに

楽しい1年にすることがこのリストの目的なので自分に甘い目標もいれつつこれからも継続できたらと思っています。
この記事を読んで下さった方にとって良い1年になりますように!

【2020】AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験合格体験記

2020年12月末に無事AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトに合格しました。
年末期限のバウチャーを持っていたため非常にギリギリのタイミングでの受験でした。
今回は準備時間1ヶ月程度(かけた時間は10時間程度)かつ自宅受験という省エネ合格ができて良かったです。とはいえ、業務で使えるレベルの知見を身に着けるためには全然時間が足りませんでした。
今回も合格までにした具体的な勉強内容を紹介します。
※執筆時点では採点情報未受領です。
※本記事は2020年12月時点の情報となりますのでご注意ください

受験前の筆者の状況

  • AWSの経験自体は5年程度、ただしインフラ担当者は別にいたためインフラ設計経験はほぼなし
  • 利用したことのある主なサービスはS3, Redshift, EC2
  • ネットワークやセキュリティの知識・経験は弱め

経験からしてもあまり自分のキャリアど真ん中な資格ではないのですが、いろいろあって会社からから受験期間を与えてもらえたので挑戦してみました。

筆者の勉強方針

最初に先人の知恵を借りるべく「AWSソリューションアーキテクトアソシエイト 合格体験記」でググりました。
一番参考にしたのはこちらのQiitaです。
qiita.com

今回合格しても直接的に次のチャンスにつながるわけではないので資格の合格というよりはAWSの基礎知識を身に付けたいなと思いハンズオンを中心に進めることとしました。
結果から言うとだんだん時間がなくなってきて最終的には試験に出そうな知識をまとめて暗記に走りました…

勉強したこと

これだけでOK! AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験版)

www.udemy.com
EC2, VPC, S3といった基本的なサービスからサーバレス, 環境構築自動化というところまで教材が提供されており業務経験がない分野の知識を補うのに大変役立ちました。準備時間10時間程度というところからお察しだとは思うのですが、まともにハンズオンしたのはIAM, EC2, VPCくらいで残りはPDFを読んだり, 動画を流し見した程度です。うっかりリソース削除し忘れてAWSからアラートメールが来た時には肝が冷えました。
アカウント作成のところから教えてくれるので初心者にも優しいと思うのでおすすめです。
試験直前に模試も3回分ついており模試を解き切って何度か復習したことで合格に近づけました。

Qiitaのサイトにもあるようにしょっちゅうセールをやっているようでお安く買えたので良かったです。(AWSの基礎知識を身に付けたい欲はもともとあったのでUdemyは2020年8月ごろ購入してそのまま放置されていました…)

『徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書 徹底攻略シリーズ』

いわゆる黒本ですね。様々な出題のおさえるべき分野を俯瞰して見ることができたり、書籍ということで空き時間にサッとめくれた点は良かったです。
ただ個人的な感想ですが試験内容に比べて内容が少ない気がするのでこれだけで受かるのかはちょっとわからないなと思いました。
こちらも模試付きのようですが解いてはいません。

Black Belt

Black BeltはAmazonが提供しているオンラインセミナーです。
リンクを貼ったClassmethodさんのブログにもあるようにもっとちゃんと目を通しておけば良かったと思うコンテンツです。
試験の直前にVPCのコンテンツを見ましたが最も網羅的にかつAWSが大事だと考えているポイントが効率的に学べるように思いました。実際直前に見た知識が試験でも出題されました。
dev.classmethod.jp

短い時間ではありますが勉強していく中でなんとなくEBSボリュームの種類, S3のクラスとそれぞれの活用法, オンプレからAWSへの移行に関する知識あたりが頻出で試験勉強する上では一気に暗記しておくと効率的なのかなと感じました。

勉強時間

2020年 11月以前 3H
Udemyのハンズオンを細切れでやっていました

2020年 11月 1.4H
11月末に急遽年内に試験を受けることになり慌てて準備開始。
黒本を購入して隙間時間にながめていたりしました。

2020年 12月 6.3H
Udemyの動画を見たり、模試を解いたりしていました。
試験時間は140分ですが、模試はわからない問題はガンガン飛ばして40分程度でサクサク解いていました。

試験当日

今回はピアソンVUEを利用して自宅受験しました。チャットが固まったり、試験問題へのコメント機能が使えなかったりもしましたが全体通しては問題なく受けることができました。
デスク周りを事前に片付けておくとスムーズかと思います。

実際の試験問題については詳細はコメントしませんが、同じ答えになる問題が複数問出たのでそれは謎でした。
Udemyの模試にないような問題もありましたが、BlackBeltを読んでおけばおそらく大丈夫なんだろうなという所感です。あとはやっぱり実務経験が大切で実務で経験のある問題については自信を持って回答できました。

最後に

合格はできたものの実業務で自信を持って設計できるかというと?です。
試験はある問題が間違っていても合計点が基準に達していれば合格ですが、実業務で誤った設定をしてしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。そこで自信を持って設計できると言い切れるレベルには全然達していないなという感想です。

【書評】「MUJI式 世界で愛されるマーケティング」/ 増田明子

世界中でヒットする商品を生み出す"MUJI"のマーケティングの秘密とは?

「人をダメにするソファ」(商品名:体にフィットするソファ)や半透明の収納用品など数多くのヒット商品を生み出してきたMUJI(本書では無印良品のことを海外店舗の看板名である"MUJI"で表記)
MUJIならでは」の独自性が高い商品がどのように生み出されているのか、本書でその商品開発の考え方を知ることができます。
個人的には一般的なベッドフレームと違って省スペースな「足つきマットレス」が好きです!

本書のポイント

この本では無印良品の商品開発やコンセプトについて、過去に実際に無印良品の商品開発に携わり、今は研究者となっている著者による解説を読むことができます。アカデミアのバックボーンを持つ著者のため、随所に入る「解説」ではマーケティング理論を用いて解説されています。
MUJIファンはもちろん「グローバルに進出する小売業界の企業の1つとしてどのようなマーケティングをしているのか?」を知る上でもおもしろい本かなと思います。
その成り立ちから消費文化に対する「アンチテーゼ」があるようで他の企業と異なる独自な点があると思うので、他企業の書籍と比べて読むとより考察が深まりそうだなと思いました。

著者のプロフィール

千葉商科大学人間社会学部准教授。上智大学経済学部経営学科非常勤講師。マーケティング、消費者行動論、国際経営論を担当。1996年早稲田大学商学部卒業。住友商事勤務を経て、2002年イタリアのミラノにあるIULM Universityに留学し、Master in Retail Managementを修了。ミラノ在住時の2004年に、現地企業によるMUJI商品の輸入販売を企画し、それがきっかけでイタリア1号店となるMUJI ITALIA(ミラノ)の開店プロジェクトに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

本書第9章に詳しく書かれていますが、イタリア在住中に現地企業のインターンシップの課題で「何か日本との商売を立ち上げろ」と言われたところからMUJIの商品がイタリアでうけると確信して日本のお客様室にメールを送るあたりは著者の行動力の高さに驚かされます。

MUJIの「シンプル」はどのように形作られているのか

「これ『が』いい」ではなく、「これ『で』いい」にする(MUJIのコンセプトとは)

本書で一番印象に残る図がこちらではないでしょうか
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 普通、人が何かを選択するときには、「これ『が』いい」という、より好みにぴったりのものを選ぼうとする。だから商品開発をする側も「これ『が』いい」を追求する。それはマーケティング的な発想だ。「これ『で』いい」というMUJIの思想は、「これ『が』いい」というマーケティングの発想とは、考え方が違う。

図と本文はこちらの記事からの抜粋です。著者の記事なので本書のエッセンスがコンパクトにわかります。
business.nikkei.com

普通商品を作ろうとするとき「差別化」を考えると思っていました。確かに最大公約数的な商品づくりは市場の規模は大きくなりますが、一歩間違えれば選ぶ理由もないので全く売れないということになりそうです。なかなかマネしずらいやり方だと感じました。

MUJIの開発者が考えていること(コンセプトからどのように商品を創造するか)

MUJIの商品企画担当者は「MUJIとは何か」を成り立ち・歴史から学び、その上で現在の消費者に役立ち・売れる商品を開発するそうです。
他にも著者がアイディアを生み出すための思考法として「MUJI式のデザイン志向」というものを紹介しており、中でも私は人間共通で役に立つ商品のアイディアを出すための方法として世界中の長く使われてきた日用品に注目するという方法が興味深く感じました。長い年月廃れずに受け継がれてきた日用品はまさに普遍的なニーズを満たす「これ『で』いい」の考え方にマッチしているのではないかと思いました。

方法論は様々ありつつも「MUJIらしさ」を考え抜くプロセスが最大公約数のニーズをとらえつつ「らしさ」を失わない商品を保ち続ける秘訣のようです。

感想

本書で感じたギャップ

本書を読んで一番驚いたのは「ローカライズは最低限」という点です。MUJIでは世界標準のものづくりを志向しており、それは人間的に普遍的なニーズを満たす日用品を提供しているから世界共通の商品として受け入れられるという主張でした。
日用品は生活と密接に関わるところでだからこそ文化的差異が反映されやすい部分なのかなと考えていたので基本的に日本の商品をそのまま海外展開しているというのは驚きでした。
ただし異文化を考慮しないという意味では全くないようでハラルカレーとかも出しています。
www.muji.com

無印のすごさを感じた点

「これ『で』いい」というコンセプトや世界標準の商品づくりを考えていくとなんの特徴もない商品が生まれてしまう気がしてしまうのですが、熱狂的なファンではないいち消費者である私ですら無印商品の商品から「MUJIらしさ」という感じられるというコンセプトの強さがすごいと感じています。
誕生から長い年月が経って担当者が変わっていってもコンセプトの太い幹と「MUJIらしさ」を考え抜く文化が根付いているのが強さなのだなと思いました。

6:最後に

最近無印が欧米で苦戦しているという記事を見ました。記事を読む限りですと、出店戦略や在庫管理の課題にフォーカスされていましたが、売り上げの7割りが東アジアというと「最低限のローカライズ」という商品企画の戦略がやはり近い文化圏の方がウケやすいのかとも思ってしまうのですが実際のところどうなのでしょうか?
toyokeizai.net

TOEIC900点を超えたので今の実力とこれまでの英語学習をまとめます

ついに2月のTOEIC IPテストで925点を獲得し、念願の900点超えを達成しました!
2017年に受けた前回の試験もIPテストだったこともあり旧方式でしたので今回は初めての新方式でした。
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思えば最初は700点以下だったのでコツコツと英語学習を続けてきた結果が可視化されたようでとてもうれしいです!
参考までにこれまでの得点の履歴です。
685点(2014)→850点(2017)→925点(2020)

前回850点をとった際の記事はこちらです。
somtam.hatenablog.jp

TOEIC900点の実力とは

TOEIC900点以上だとどれくらいの英語力があるのか、自分の感覚をお伝えしたいと思います。
685点だった頃は900点以上になれば英語ペラペラと言えるようになるのかと思っていましたが、それは全くの誤解でした。
TOEICのL&Rテストはスピーキング能力のテストではないですし、例えばある英単語を「読んでor聞いて理解できる」と「スムーズに口から出てくる」というのは異なる能力だなと感じています。
とはいえ点数の上昇に伴って英語力が上達したなと感じるのも事実で、特に上がったと思うのがリスニング能力です。
定性的な表現とはなってしまいますが、Wikipediaの「TOEIC」の説明文書をもとに各レベルで自分が聞き取れた範囲のイメージを示します。(本当は公式問題集の文章とかを使いたかったのですがちょっと権利関係不安なので…)
聞き取れる範囲についてはあくまでも記憶を頼りにした想像の域を出ないのでご参考までに!

685点の時

ほぼはっきり聞こえた単語を拾っている状態でまとまった文章で聞き取れるのは冒頭のThere are~や最後のBoth~くらいだと思います。

There are different forms of the exam: The TOEIC Listening & Reading Test consists of two equally graded tests of comprehension assessment activities totaling a possible 990 score; There are also the TOEIC Speaking and Writing Tests. The TOEIC speaking test is composed of tasks that assess pronunciation, intonation and stress, vocabulary, grammar, cohesion, relevance of content and completeness of content. The TOEIC Writing test is composed of tasks that assess grammar, relevance of sentences to the pictures, quality and variety of sentences, vocabulary, organization, and whether the opinion is supported with reason and/or examples. Both assessments use a score scale of 0 - 200.

925点の時(今)

試しにGoogle翻訳の自動音声を聞いてみたところだいたい聞き取れました。ちなみにGoogle翻訳の音声はTOEICティー・オー・イー・アイ・スィーと読み上げていましたがまあまあ流暢に話してくれていたと思います。
冒頭のTheが抜けなく聞こえたり、ofやthatを使った付加的な説明も聞き取れるようになったのが成長だなと感じています。
聞き取れなかったのは1回目のis composed of~(なんだっけと考えていたら過ぎていってしまいました)とcohesion(知らない単語でした)でした。

There are different forms of the exam: The TOEIC Listening & Reading Test consists of two equally graded tests of comprehension assessment activities totaling a possible 990 score; There are also the TOEIC Speaking and Writing Tests. The TOEIC speaking test is composed of tasks that assess pronunciation, intonation and stress, vocabulary, grammar, cohesion, relevance of content and completeness of content. The TOEIC Writing test is composed of tasks that assess grammar, relevance of sentences to the pictures, quality and variety of sentences, vocabulary, organization, and whether the opinion is supported with reason and/or examples. Both assessments use a score scale of 0 - 200.

あとは英文を読むスピードが上がったなと感じています。685点の頃はリーディングパートで最後の20問ぐらいを塗り絵していましたが今回のテストでは駆け足にはなってしまったものの最後の設問まで時切ることができました。

900点超えに至るまでの勉強法

ディクテーション

900点超え圧倒的に効果があったのはディクテーションです。
これは前回850点を獲得した際のリスニングパートの勉強法の引用です。この時は音読に力をいれていました。

Part3,4
音源を2回聞く
スクリプトを見る
正解をスマホの写真で撮っておき通勤時間中にやってました。

聞きづらい表現or即座に意味が理解できない部分にアンダーラインを引く
シャドーイングする
スムーズに発音できない部分にアンダーラインを引く
アンダーラインを引いた箇所を意識しながらシャドーイングを100回音読を繰り返す

この時気づいたのですがTOEICのリスニングの英文はかなり易しいということです。
当時の自分でも普通にスクリプトと問題を読めばほぼ間違えないレベルでした。
中学レベルの文法ですら正確に全体を聞き取れていない。ちょっとショックでしたがそれが現実でした。
音読も良いトレーニングになっていたのですが、色々調べた結果ディクテーションが良さそうということで早速ディクテーションができるアプリを探し始めました。
ディクテーションは最低限英語音源と紙と鉛筆さえあればできるのですが、下記の理由からアプリを探していました。

  • ちょうど良いレベルの英文を探すのが難しい
  • 鉛筆で書くと書くスピードが遅くて多くの教材をこなせない

TEDをディクテーションできるアプリなどもあったのですが、なかなか英文のレベルが高かったり、スピーカーによって癖があったりして思うようにいきませんでした。
それでこの時始めたのがスタディサプリ ENGLISHです。
eigosapuri.jp
これが自分の中でヒットでした。

  • リスニング・ディクテーション・瞬間英作文など英語の実用能力を上げるに適した教材
  • 電車の中でもサクサクできる分量(3min~)

私は旧日常英会話コースだったので1,078円(税込)で受講できていますが、今は受講できる範囲が広がって値上がりしているようですね。
月約2,000円はきついので現在のコースを解約できないのがつらいところです。(解約してしまうと旧日常英会話コースには戻れない)

私は今、Lv6を進めているところです。スタディサプリ ENGLISHはストーリーの面白さもウリにしているようですがそこは私的にはあんまりです。同じ話をずっとひっぱり続けていたりして退屈なパートもありました。そこはヒットせず。

どこかのブログの方が「3ヶ月続けていればある時突然英語が聞き取れるようになる感覚が味わえる」と書かれていたのですが本当にその通りで、
久しぶりに大好きなTHE BIG BANG THEORYを見ていたときに「あれ、、いつもより全然聞き取れる」となりました。
the-big-bang-theory.com

トータルで半年くらい続けたのでこれでだいぶリスニングの基礎力、さらにリーディングのスピードも上がったと思います。

オンライン英会話

ネイティブキャンプを細切れながら2年近く続けていく中で英語慣れしていったのも大きかったなと思います。
リスニングスキルアップの点ではカランメソッドの効果が大きかったです。が、やっぱりちょっと退屈なのでずっと続ける気にはならないのがデメリットですね。
nativecamp.net

Hulu & Netflixの英語コンテンツ

勉強というよりは余暇として見ていました。
ディクテーションしてある程度聞き取れる手応えを感じてからは勉強する意欲がある時だけ字幕なしで1回見る→字幕をつけて内容確認のサイクルで見るようにしていました。TOEICのリスニングのスピードよりもだいぶ速いのでスピードに慣れる訓練にはなったかなと思います。
正直685点時代ははっきり発音される単語しか聞き取れていなかったので英語で聞いててもほぼ聞こえてないですし、まあ動画見ているだけである程度ストーリーわかって楽しいのでそれはそれで良いのですが英語学習としては意味なかったなあと回想しています。
Netflixは日本のアニメの吹き替えを英語でやってくれているのでおすすめです!

直前の追い込み

新形式が初めてだったこともあり、2週間前と1週間前に過去問を1回ずつ解きました。
人からもらった関係で問題集1を使いましたが、特に何もなければ最新が良いのではないかと思います。

余談ですが1問目がすごく簡単でほぼ全問正解で調子乗っていたのですが、2問目でそうでもないとわかりました。
今はネットで難易度とか解説してくれる人もいるので便利ですね。

今回も語彙が足りないと感じていたので公式問題集から知らない単語を抜粋して覚えていました。
文法は時間がなかったので対策は特にしませんでした。(文法の得点が一番低かったので無対策が原因ぽいです)

まとめ

振り返ってみて英語力をアップさせたのは音読(シャドーイングカランメソッドディクテーションでした。
世の中に楽しさをウリにするコンテンツはたくさんありますが結局自分にはコツコツやるのが合っていたようです。
もちろんオンライン英会話での外国人講師との交流やアメリカドラマの鑑賞など楽しい側面があったからこそ、地道な勉強も頑張れたと思っています。

今後

目標の900点を超えられたのでTOEICの勉強は一段落です。
次はスピーキング能力をアップさせて仕事で英語が使えるレベルにするのとOSSチュートリアルを不自由なく読めるリーディング能力を手に入れたいです。

【2019】統計検定準1級合格体験記

2019年6月16日の統計検定を受験し、無事合格しました。
合格までにした具体的な勉強内容を紹介します。

受験前の筆者の状況

  • 2017年統計検定2級取得
  • 2018年統計検定準1級試験不合格A
  • 統計学入門』(いわゆる赤本)の知識も十分に身につけられていない
  • 微分積分線形代数はじめとして高校以降の数学全般だいぶあやしい

統計検定準1級は昨年も挑戦していましたが、残念ながら不合格でした。
2級はすんなり取れたのですが、2級と準1級の間には大きな壁を感じていました。

筆者の勉強方針

前回試験で不合格だった結果を踏まえて、2019年の試験では次の方針で望むことにしました。

  • 高校数学と大学初頭レベルの微分積分線形代数を復習する
  • 統計学入門』(いわゆる赤本)の内容を完璧にする
  • 「条件付き確率」・「仮説検定」・「線形回帰」・「分散分析」を特に重点的に勉強する(出題頻度と自分が身につけたいという思いから決めました)
  • 過去問で間違えた問題はその出題分野の参考書を時間をかけて理解して、派生問題も解けるようにする


昨年不合格だった際の勉強方針はとにかく過去問を解いてその解法を身に着けるというものでした。

2級の問題はある程度パターン化されているのでその方法でも対応できたのできたのです。

しかし準1級では同じ範囲から出題されていてもひねってだされるのできちんと理解していないと解けないということに気づきました。

当たり前、というかこのやり方で合格してもあまり意味がないですね。

さらに準1級は機械学習も出題されるくらいかなり範囲が広い(特に2018年は機械学習をはじめバラエティに富んだ出題だった印象)です。

ただ過去問をよく見ると問題文に従ってその場で考えれば解ける問題も少なくなく、合格を狙うならよく出題される分野をしっかり身につけておけば足りるのではないかと考えました。

ハードルをだいぶ低めに設定したため、これで受かるのか不安でしたが、理解が曖昧な状態でうかっても仕方ないということでこのやり方で進めました。

統計検定準一級合格までの道筋

勉強法と合わせて試験まで時期ごとに何時間くらい勉強したのかも合わせてご紹介します。

普段勉強する際は必ず「勉強管理3」というアプリで時間を計測しています。
勉強している「つもり」だけになっていたりもするので時間を可視化すると気づきも多いです!
ameblo.jp

使用した参考書

『入門 統計学

手元の入門書にあまり載っていなかった実験計画法の記載があったため購入しました。
最初は数式が少ない点がいいなと思ったのですが、少し読むと逆に数式があった方がわかりやすい箇所が目立ってきて読むのをやめてしまいました。

統計学入門』

いわゆる赤本ですね。省略されている式でピンとこない式は必ず自分で展開してみる、答えがついている練習問題は解くという方針で進めたところだいぶ力がつきました。昨年やらなかったのが悔やまれます。
直感的には赤本の内容だけでも運がよければ合格に届くんじゃないかというくらい役に立つと感じました。

『自然科学の統計学

いわゆる青本です。どちらかと言えばやっておけば良かったなという本です。
試験間近になって、過去問の問題のうち赤本に載っていないものは結構な割合で青本の範囲であることに気づきました。
他に代替できる本があればそれでも良いと思います。

『マンガでわかる統計学 回帰分析編』

これまで漫画部分しか読んでいなかったのですが試験前に漫画以外の部分も読みました。
おかげでロジスティック回帰の問題で全問正解できました。
具体的な数値で式を展開してくれるので初心者には優しいと思います。

『マンガでわかる ベイズ統計学

ベイズの定理からマルコフ連鎖まで扱っています。
回帰分析編よりもレベルが高く感じられました。悲しいことに漫画部分の満足度が他のシリーズと比べると低めでした。。

『まずはこの一冊から 意味がわかる線形代数

この本で線形代数の復習に取り組みました。わかりやすく取り組みやすかったです。

『長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書』

本当に教科書!って感じの本ですが、わからなくなった時にすぐに参照できるので助かりました。
数3の微分積分と数2に指数対数あたりを重点的に復習しました。
2019年の試験では対数表なんかもでてきて面食らいましたが落ち着いて解けました。

「統計検定の過去問 2015~2017年」

公式の過去問です。2018年のものを心待ちにしていたのですが出ませんでした。今年2年分まとめて発売されそうですね。
前回も一通り解いていますがだいぶ忘れていたのでむしろ新鮮な気持ちで解けて良かったです。

時期別の勉強時間

2018年9月〜2019年3月 7.7H
まだ受験をあまり意識していなかった時期
もっと勉強しているつもりだったのですが集計してみたら全然勉強していなかったです。
2019年4月 4.5H
統計学入門(赤本)を第1章から順番に見ていました。
2019年5月 30.8H
本腰を入れて勉強し始めた時期です。
統計学入門(赤本)を最後まで解き進めながら月末には過去問も解き始めました。
1週間使って集中的に高校数学の関連分野を復習しました。
2019年6月 32.4H
過去問の間違えた問題の復習と分散分析の習得を主にやりました。

合計は67.3Hでした!

最後に

合格はできたものの実力的にはまだまだひよっこレベルなので変わらず精進していきたいです。

【ネイティブキャンプ】カランメソッド4ヶ月の実績と成果

新年初ブログです。
いきなりですが9月から4ヶ月続けたネイティブキャンプをいったん辞めました。
理由はプライベートが忙しくなりレッスンが十分に受けられないから(言い訳)
いったんと書いたのはコインがまだ残っているのでそのうち再開する予定だからです。

ネイティブキャンプのウリの一つであるカランメソッドについて4ヶ月の実績と効果を書きたいと思います

4ヶ月での実績

受講回数

2018/09/07-2019/01/06の期間に47回受講
途中サボっていたり、他の教材を取り組んだ時期があったのでこの回数です。
4ヶ月あればもっと受講できると思います!

消費額(月額は除く)

コイン:3,300円(1コイン2円で計算)
教材代:約2,700円(22ユーロ、2冊購入)

カラン半額講師を利用したり、入会特典のコインがあったりしたのでお安めになっています。

進度

テストの結果Stage2からスタートし、Stage3のFull stage revisionの3回目でした。
Stage2を終えるのに23回かかっています。
Stageがあがるごとに回数は増えていくようですね。

4ヶ月カランを受講した効果

以前の記事にも書きましたが一番感じた効果は長い文章を話す努力をするようになったことです。
somtam.hatenablog.jp
過去記事の引用です。

まだはじめて2週間ほどですが早速カランの効果がみえてきました。
主な変化はこの2つ

  • 質問に対して単語ではなく文章で返す努力をするようになったこと
  • 今までよりも複雑な文章が話せるようになったこと

実際に話したものだと例えばこんな英文です。スピーキング能力が低すぎてこれまではcountryの後に"I have ever visited "をつけるなんてできませんでした。
My favorit county I have ever visited was Australia, and I especially enjoyed the city of Cairns.

カランやってると簡単だと思っていた文法も全然スムーズに話せないことを思い知らされます。

あとは相手の質問文を一生懸命聞くようになることですね。
フリートークだと単語だけ拾って適当に返してしまうこともありますが、カランでは細部まで聞いていないと正しく答えることができません。

4ヶ月受講して気づいたこと

合う講師と合わない講師がいる

質問のスピードだったりリードの仕方だったり講師によってまちまちです。カランとは思えないゆっくりな質問だったり、逆に早く言うことにとらわれすぎていたりする講師は苦手に感じました。
他の生徒さんがレビューに書いていることが多いので大いに参考になります。
カラン半額講師の場合はさらにあたりはずれが大きいです。半額でクオリティの高い講師はコスパが最高なこともあってか予約が取りづらいです。
評価が高く常に予約が埋まっている講師は常連さんががっつりついているのでしょうか。何回か予約ページのぞきましたが全然空いていなかったです。

1日2回受講した方が良い

公式に1日2回受講が推奨されているというブログも目にしましたがその通りだと思います。
1日2回受講していると英語を頭の中で訳さずに返している感覚がだんだんわかるようになります。

ただし1日2回受講のデメリットが2点あります。
1. モチベーションを維持するのが大変
時間確保の問題もありますが、カラン自体は訓練のようなものなので効果を実感できないとそれ自体に楽しみを見出しにくかったです。
英語を話すモチベーションが高い時ほどかえって自由な会話ができないカランのやる気がでなくなります。

2. 文章を暗記してしまいがち
数回の間同じ文章に取り組むのでだんだん文章を覚えてしまう質問の冒頭で「あれだな」と反射的に暗記している文がでてきてしまうようになってしまいました。

復習大事

予習はいらないと言われるカランですが復習はした方が良いと思います。
受講していてaやtheの冠詞の有無が曖昧になってしまうことが何度かありました。良い講師は間違いを指摘してくれますが大抵はスルー(または気づいていない)です。
レッスン後にテキストを見返して間違えていなかったか確認する一手間を加えることで次の回のレッスンで間違えずに言えるようになりました。
どうしてもすらすら言えない文章は復習のときにすらすら言えるようになるまで復習したところ、文の構造も頭にはいって定着する感じがありました。


まだ3000コインくらい余っているのでなんとかStage3は終わらせたいです。

Native Camp英語学習ログ(12月3日週)

今週のレッスン実績

7レッスン 累積34時間 13分
平均1日1回ペースでした。

前回の記録はこちら
somtam.hatenablog.jp

今週学んだ英単語・英語表現Pick Up

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The maglev train is scheduled to begin commercial operations between Tokyo and Nagoya in 2027.
リニアモーターカーは2027年に東京―名古屋間で営業運転を開始する予定である。

It passed by like a flash.
それは一瞬で通り過ぎた。

山梨のリニアモータカーの見学施設に行った話をしようとしたのですが、なかなか表現が出て来ずつまってしまいました。
時速500kmを超えると話したときには驚いてもらえたのでよかったです。

今週のNew Topics

トピックトークを繰り返し受講しています

いろいろ教材を試してみましたが自分のスキーキング力が一番伸びるなと感じるのは「トピックトーク」です。
特に良いと思うところは新出表現で英作文を作って講師にチェックしてもらえるところとDiscussionでそのトピックに沿ったお題について自由に話す機会が豊富にあるというところです。Discussionの中に新出表現を織り交ぜることができるのでインプットとアウトプットのバランスも良いなと感じます。ただなかなかDiscussionがうまく話せない時もあるのでその時は話したかった文章はあらじかめネットを駆使して確認しておきまた別な講師でチャレンジすることにしています。繰り返すとだんだんスムーズに話せる自分がいてうれしくなってモチベーションもあがります。
フリートークだとつい何を話していいかわからなくなってしまうこともあるのですが、トピックトークの余った時間にフリートークするとお題に沿ってあなたの国ではどう?と聞けるので話もはずみやすくてとても良いです!


2月にTOEICを受験する予定です。
今回は900点とってTOEICそのものをしばらくやめたいなという思いです。